2017年10月03日

【大平建築塾2017】活動報告 その1〜建具を学ぶ〜

◎第一分科会:建具を学ぶ

大平の旧街道沿いの建具は、建築当初から幾度かの改変があります。

建築当初から、離村する昭和45年までの間の改変

平成3年の「ふる特事業」の際に行なわれた復原整備

その後ガラス戸等に入れ替えが行われました。

大平の建具の変遷を学び、建築当初の造りはどのようなものだったのか、
その工夫を学び、「からまつ屋」を対象にして
建具の修繕と復原設置を試みました。


〜1日目〜

まず、建具を外す前に、屋根裏の片づけを行いました。
というのも、からまつ屋にある長持ちを屋根裏に上げようという計画だったのですが、
最終的に、長持ちは屋根裏には上げずに、違う場所へと移動しました。

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皆さん、汚れることも気にせずに、黙々と作業を進めます。

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屋根裏の掃除がひと段落し、ついに建具整備が始まりました。


まず、建具を外します。
最後の修理から20年以上もたっているので、
埃がすごいです。
皆さんマスクをして、真っ黒になりながら作業をしていました。

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奥に、かつての建具が置かれているのが見えます。

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外した建具に貼られている障子紙やワーロンは、
かなり劣化が進んでいました。
それを剥がします。

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枠もかなり汚れていたので、きれいにしています。

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〜2日目〜

綺麗になった建具に、新しい障子紙を張りました。

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完成した建具を嵌めていきます。

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高い位置に嵌る建具は、取り外すのも嵌めるのも一苦労です。

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完成した様子です。
太陽の光が真っ白の障子紙を通して、室内に入り込みました。

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外観は、当時の雰囲気がよみがえりました。

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実行委員の声・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1日目の長持ち移動のために、屋根裏を片付ける皆さまの行動力と瞬発力、
状況による瞬時の判断に感服しました。
このような活動では非常に大切なことです。

その結果、裏庭まで視線が通るようになり、からまつ屋の持つ空間性が生きてきました。
建具の障子風材料(ワーロン)の張り替えなどの工夫、
さらに2日目以降に予定以上の張り替えを行い素敵な空間がよみがえりました。

残された課題の一番大きいのは墨跡のある障子の保存方法です。
皆さまのお知恵を拝借よろしくお願いいたします。

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posted by 生活文化 at 18:37 | 2017報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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