皆様、お申込みの際に、ご希望をお聞かせくださいませ!
参加希望人数・当日の天候によって、内容の変更を行うことがありますが、どうぞご了承ください。
第一分科会 大平だからできる木造学校
担当:小林一元 (小林一元建築設計室 代表、生活文化同人 代表)
伝統構法の建築を、じっくり観察するチャンスです。
今年のテーマは「不陸調査、建付け修理体験」。
大平宿の民家には、開けにくい・閉まりにくい建具が増えてきました。
まずは、柱がどの程度沈んでいるかの不陸調査をした後、修理方法を検討し、
実際に沈んでいる場所を補正する修理を試みます。
破損の原因となる床下換気の確認、修理方法の記録を作成します。
第二分科会 宿場と森林の共存・周辺整備・間伐体験
大平宿の民家の周辺には、唐松の木が植えられています。
これは主に、昭和45年の離村時に植えられたものだそうですが、
近年、大きく育った唐松の落葉が、民家を傷める原因の
ひとつとなってきました。
そこで、数年前より、地元の皆様が中心となり、
民家周辺の唐松の伐倒を行ってきました。
大平建築塾でも、間伐したり、草刈したり、周辺整備のお手伝いをしてきました。
伐倒した樹木は、薪等に利用しています。
今年は、枝払いと、整備が必要な周辺樹木の確認を予定しています。
良い汗が流せますよ☆是非ご参加ください。
第三分科会 大平の風景をつなぐ(写真・スケッチ大会)
大平の今の風景を写真やスケッチで記録しよう、という分科会です。
テーマは、「風景・雨樋・竈」。3つのテーマを班分けして、スケッチを行います。
【風景班】大平宿の風景の現在を記録しましょう。せっかく大平宿に
来たのだからゆっくりのんびりスケッチ・撮影するのもいいですね、
ということで発案されました☆
【雨樋班】板葺石置屋根の軒先を構成している、鼻隠し・雨樋周辺をスケッチ。
伝統工法の記録、落雪とともに壊れやすいポイントの究明をします。
【竈班】竈には火を起こしおいしい料理を作る工夫が沢山。
けれど使い方を間違うと、壊れやすくなります。
竈の造り・使い方をスケッチをします。めざせ「竈の使い方マニュアル」。
◎今年の分科会について◎
大平宿は、無住の里です。常駐で管理ができず、
そして、冬季は頻繁な雪降ろしができません。畑だった民家周辺の土地には、
樹木が育ち、大平宿に住人がいたころの環境とは異なってきています。
今年の分科会のテーマとした、「建付け、周辺樹木整備、雨樋、竈」は、
現在、維持管理を行う課題となっている事項であり、
大平宿の維持管理を行うNPOの皆さん、飯田市の皆さんのお話しをうけ、
大平建築塾でご協力できることはな何か?と、実行委員会で相談をいたしました。
応急処置に留まらず、今後の維持管理に役立つ記録作成ができればと考えています。
昨年の分科会の様子をご紹介します。
間伐チームです。木の倒し方の解説を受けながら。
大平宿で、乾燥させて、薪として使われます。
昨年は、大平宿の建築物を紹介するパンフレットをつくろう!という分科会がありました。
見どころを紹介するには、どんなものがいいかな?と相談しています。
大平だからできる木造学校の、成果物です!
昨年は、各民家の「せがい造」部分の、矩計図を作成いたしました。
いろいろなタイプのせがい造があります。
分科会の報告は、2日目の夜に行います。楽しみですねー。
大平建築塾実行委員会 事務局 中村



