衣食住の全般にわたる化学物質による汚染は、住宅空間においては「シックハウス」症候群と呼ばれるなど、多くの人達の告発によって根絶に向かいつつあります。
農作においては「有機農法」、建築においては「自然素材」が、時代を先取りしたものとして評価を高めています。これは良いことであるに違いありません。
しかし、評価を高めているということは、それを商えば「儲かる」ことを意味しているため、「この際これで一儲け」とか、「羊肉狗肉」の商法が混入しつつあることも事実です。これは「環境保全」という全人類的命題からの逸脱でしかありません。
このため、生活文化同人では、『今、何故、木にこだわるのか』を、今年のテーマとし、例会を開いてきました。今年の「大平建築塾」は、このテーマについて、もっと多くの人達と共に語り合うことで、参加した人がそれぞれに、より本質的な理解に至ることを目標として開きます。
基調講演をしてくださる木原啓吉さんは、大平宿の保存再生運動を、朝日新聞の1ページ大の大きさで最初にキャンペーンしてくださった恩人です。
それから30年の年月が経ちました。
その年月は何を意味しているのでしょうか。
大平宿にとっては記念すべき講演です。多くの方々のご参加を求めます。
(生活文化同人代表 吉田桂二)
第9回(2002)・・・「自然環境保全と木材資源の活用」
◆基調講演
「木の文化」・・・木原啓吉
◆特別講義
「木造建築の秘伝おしえます」・・・吉田桂二
◆分科会
1)「地域材活用型住宅」・・・石川毅、聞き手:吉田桂二
2)「なぜ、国産材にこだわるのか」・・・小川耕太郎
3)「散策「天然林」」 ・・・田中淳司
4)「三重の林業事情と私の取組み」・・・堀内広樹
◆公演「アフリカン太鼓」・・・わきたにじゅんじと「ニャニング」
2009年01月17日
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