今年の生活文化同人の行事テーマは、「町づくりの詩」である。
町づくりという言葉には、既に手垢が付き過ぎていて、環境破壊に近い行為でさえ、この言葉で美化されていることがある。21世紀が、環境問題を人類が克服すべき命題として、幕をあけようとしている現在、環境保全が大合唱になりつつあることの中にも、ことの是非を問う叡智を必要としている。
美化された言葉ではなく、具体的な行為の中に、真実を求めることが、建築をより健全なものにしてゆくに違いない。
大平建築宿に集うことが、美化された言葉の集合であるなら、それは単なる仲間意識の確認に終わるであろう。
言葉の中にある真実を純化することが、自分にとって重大事であるという意識があれば、大平での集合は、参加者それぞれの、個人的な蓄積として結果するに違いない。
そうした意識を込めた参加を期待している。
(生活文化同人代表 吉田桂二)
第6回(1999)・・・「町づくりの詩(うた)」
◆基調講演「地域の町づくり」−「谷根千」工房の活動を通じて− ・・・森まゆみ
◆「きこりの体験−木を切る・山の話−」・・・飛山龍一
◆分科会
1)「町づくりと技術者の役割」・・・吉田桂二
2)「模型づくり」・・・寺本雅男
3)「母性と建築」・・・豊崎洋子
4)「ピンホール写真」・・・畑 亮
5)「自然と遊ぶ」・・・羽場崎清人
◆ジャズコンサート「炉ばたじゃずらいぶ」・・・ Be-spell
2009年01月20日
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