終わりを迎えようとしている20世紀は、人間がより豊かな社会になると信じて、築いてきた文明が、その実、かつてなかったほどの、地球の存在すら危うくする規模での、環境破壊を招いてしまった時代でした。21世紀の扉を開く時のキーワードが、環境保全でなければならないことは、誰しもの想いであるに違いありません。
建築のあり方も、この問題を避けて通ることはできないと思うのです。第5回、今年の大平建築塾のテーマを、「今、環境は」としたのも、できるだけ多くの人が、この問題を自分の問題にしなければ、決して解決できないと考えるからです。
大平建築塾はこれまで、人の輪をひろげるイベントとして、実績を積み重ねてきました。今年もまた、有意義な時間を、多くの人達と共にしたいと思います。私達が守ってきた廃村、大平宿の姿は、訪れた人に何物かを考えさせ、そこでの3日間は忘れられない時空間になるはずです。多くの方の参加を望みます。
(生活文化同人代表 吉田桂二)
第5回(1998)・・・「今、環境は」
◆基調講演「今、環境は」・・・宇井純
◆分科会
1)「環境と開発」
レポーター:吉田桂二、サポーター:長谷川順持
2)「母性と建築」
レポーター:豊崎洋子、サポーター:内藤敬介
3)「地域文化の自然観」
レポーター:黒川恵、サポーター:江原幸壱
4)「写真」
レポーター:近清武+須崎祐次+佐藤しんいち、サポーター:日影良孝
5)「大平の川遊び」
インストラクター:羽場崎清人、サポーター:寺本雅男
◆コンサート 「アイヌ音楽の夕べ」・・・ オキ+鈴木キヨシ
2009年01月21日
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